梅雨ですね。。。

梅雨ですね。。。

こんにちは、みなさん。

水曜日担当の岩瀬太郎です。

そろそろ期末試験が差し迫っているようですね。皆さんには内申を上げるために頑張ってもらいたいものです。

今日は実は外務省の方が大学に見え、講演をされていきました。

そのときに出たのが、『日本の存在感の無さ』です。日本ではリーダーシップが叫ばれて久しいですが、いまだに首相を辞めるといっている人がその座に居座っていて、身動きが取れなくなっています。しかし、原発の対処や財政のみなおしなど、未来の日本を形作る上ではとても重要な局面に現在は差し掛かっています。アメリカや中国、その他のアジア諸国が成長していく中で、日本だけが、遅れを取っていることは明らかです。まず、それには日本はどうなるのかというヴィジョンを示し、国民に問うていかなければなりません。しかし、それにはリーダーシップが必要なのです。誰かは決まっていませんが、次の首相にはぜひ頑張ってもらいたいものです。

さて、いろいろ書いてきたのですが、現在、日本人には問題の認識する能力とそれを解決する能力の、どちらもが足りないといわれています。一般的には課題解決能力といわれるのですが、日本人は答えのある問題はうまく答えられるのですが、答えの無い、今回の原発のような問題や、それまでに前例の無い、想像力を求められるような問題だと、とたんにギブアップしてしまうのです。アメリカは、どちらかというと日本の逆で、計算などは苦手だけど、意見をはっきり言う、自分の考えをしっかりと持つということに長けているようです。

近年は大学の入試でも、この課題解決能力を問うような、グラフの読み取り問題や、小論文の問題が増えてきているように感じます。それは、リーダーシップのところでも書いたとおり、日本のリーダーの欠如から、それを育成しようとする大学側の意図があるのです。高校でももしかしたら2,3年後に取り入れられるかもしれません。そのため、まず一番に大切なのは新聞やニュースを見て普段から社会に対して注意を払うことです。そして、授業でもどこでもいいので、なにか興味を持ったことがあったら、インターネットで調べてみる、本を読んでみるといったことがあげられるかもしれません。近年は子供用の本でも、池上彰の「いい質問ですねー」のように、子供でもわかりやすく解説した本がたくさんあります。それに当ってみるのもいいかもしれません。

将来の日本を担うのは子供たちです。その子供たちが大人になったときに「日本なんて・・・」っと悲しいことにならないように、たくさん勉強して、自分の意見(見識)を持ち、リーダーシップをもって、周りの人を動かして、日本を良い国にしていってもらいたいと希望しています。

話が広がりすぎましたね。

それではまた。

岩瀬太郎