調べることの大切さ
講師の新田です。
お盆も毎日夜11時までやっている東大の法科大学院も、
さすがに明日から正月までは閉まるそうです。
さて、
とくに国語や社会などの文系科目を指導していて気づくことなのですが、
その問題の答えを覚えるというだけではなくて、
「興味をもって調べる」ということが大切だな~と思います。
たとえば英語や国語の問題でわからない語句・単語がでたときに、
答えをみて、もしくは先生から聞いてその問題はわかったというだけではなくて、
「どういう語源でできたんだろう?」
すぐに辞書で調べるようにすると、
その問題とは直接関係がない2番目の意味や、ほかの用法なども目に入るので、
ほかの問題にも応用がきくようになります。
また、小学校の社会の問題で、
たとえば「ペリーがどこに来航したか」という歴史の問題をまちがえたときに、
「浦賀ってどこなんだろう?」という疑問をもったら、
すぐに地図帳で場所を確認しておくようにすると、
ビジュアルのイメージで浦賀という言葉も記憶に定着しやすいですし、
さらに、応用問題として入試でよく出される、
「ペリーが来航した場所のある県の県庁所在地はどこか?」というような、
歴史と地理の融合問題にも対応しやすくなります。
料理と同じで、
最後のひと手間を惜しまないようにすると、
いろいろおいしいっていうことですね。
竜セミには、学年別の辞書や、小学・中学別の地図帳などもおいてありますので、
ちょっとした疑問がわいたらすぐに調べるようにしてみてください☆
漢字辞典のひき方、地図帳のさくいんの引き方など、
わからないことがあったら先生にきいてくださいね。