でぃべーと的思考のススメ
講師の新田です。
連日余震が続きますね~。
最近は少々のゆれやダイヤの乱れなどには臆することなく、
冷静に対処できるようになってきました。
さて、前回の記事で公立中高一貫対策コースのことがありました。
ディベート形式を取り入れた授業、おもしろそうですね~。
何を隠そう、わたくし、
中学2年生から高校3年生まで部活でディベートの全国大会に出場しつづけておりまして
(ディベート甲子園と呼ばれています)
大学生の時には、大会の審判(ジャッジ)や、中学校などに講師として派遣されたこともありました。
そしてこれも奇遇なことに公立中高一貫の両国中学校にもコーチをしていたことがあり、
両国中学の1期生の生徒を中3のとき、初出場ながら関東大会優勝にまで導いたこともあるのです☆
さて、自慢はこのへんにして。
たしかに、公立中高一貫の生徒たちは、
入試傾向からもわかるとおり、
活発的に自分の意見を主張する素質がありますし、
頭の回転も速く、ふつうの難関私立中学の生徒とちがった「よさ」を感じました。
入試でも柔軟な思考力が求められていますし、
そういう力をはやめはやめからトレーニングしておくというのは大切かもしれません。
もちろん塾の授業でもそういうトレーニングはできると思うのですが、
せっかくなので1つだけアドバイスを。
ふだんから、「疑う」ということを意識してみるとよいかとおもいます。
テレビをみているとき、何かを本でよんだとき、学校で先生の話をきいているとき、
「それってほんとう?」「なんでそうなのかな?」
と、疑ってかかってみると、実は結構テレビでいっているようなことも、
よくよく調べてみると本当は怪しいこともたくさんあります。
こういうのを、難しい言葉でクリティカル・シンキング(批判的思考)といったりします。
これができるようになってくると、物事にいろんな見方があるっていうことがわかったり、
ディベートもうまくなっていきますよ(むしろディベートはそのためのトレーニング方法にすぎないかもしれませんね。)
私ももしも機会があれば、授業に関わってみたいなと思っています。