明日は都立高校の入試日ですので前日対策です❕
皆さま、こんにちは。
竜セミです。
明日は都立高校の一般試験が行われます。
東京ではここ数年公立高校の倍率が低下気味です。
今年も全日制全体の最終応募倍率は1.35倍(前年度1.40倍)で
過去最低倍率を大幅に更新しています。
日比谷、戸山、青山などの上位校は相変わらずの人気ですが
下位校になると、全入の高校も目立ちます。
全入とは倍率が1倍以下となり出願すればもれなく全員は入れるという事です。
一見、希望者皆が入れて良さそうに思えますが
当然学校のレベルは低下しますし、どんな子が出願してきても断れないのが
公立の弱みです。
都立高校が不人気になった理由は、東京では私立の授業料が無料になったことと
大学進学率の上昇にあるのだと思われます。
私立の高校では次年度以降の志願者が減らないように
大学進学などの進路指導に力を入れています。
予備校と提携して予備校の先生による出前授業などが開催されたり
資格取得や留学先の紹介なども行われています。
一方、都立では公立の中学同様の対応です。
積極的に先生とかかわれる子は良いのでしょうが消極的な子には非常に不利な状態です。
2019年度の東京の大学進学率はというと、
何と65%越えです
要するに同級生の6割は大学に進学しているのが現状です。
親としては焦りますよね。
とりあえず大学までは行かせないとーー
そして
最近の中学生の子どもたちは「将来何になりたい?どんな仕事したい?」
と、聞いても答えられる子供はほんのわずかです。
そうなると取り合えず大学行って考えて。。。
なんてなりがちですよね。
そんなこんなで、私立は面倒見が良いし
進路のことも色々と考えてくれるし、となるわけです。
又、今回のコロナ禍も大きな要因でしょう
私立の中学や高校は淡々とタブレットで授業を進めていましたが
公立は悲惨でしたね。
ひたすらプリント配られて
家でやっといて状態。
かなりの学力格差がついているのではないかと思われます。
最近、読んだ本には恐ろしい実情が書かれていました。
あなたが思っている「ふつう」が普通ではないということです。
要するに普通の学力と思っていたら、それはあくまであなたの周りにおける普通であって
決して、全国や東京都の普通では無いってことです。
これって、わかる人には本当に恐ろしい指摘なんです
興味のある方は一度読んで見てください。