日本の中学生がもし1000人だったら
皆さま、こんにちは。
三寒四温と申しますが何だかなぁ、のパッとしない陽気です。
コロナもまだまだ油断できず、卒業式などで頻発している模様です。
ところで
以前話題になった本で「世界がもし100人の村だったら」というのをご存知でしょうか?
世界の人口を100人に縮小して世界の状況を説明したものです。
もし、世界が100人だったら52人が女性、48人が男性
20人は栄養が十分でなく、1人は死にそうな状況です。
でも、15人は太りすぎている・・・・・などなど。
正にSDGsの先駆けといった感じでした。
ただ、これが出来たのは20年ほど前の事ですので、現在の状況では
また少し違っているかもしれません。
では、これに準えて日本の中学生(卒業生)がもし1000人だったら
この子たちの将来はどうなっているのでしょうか
この中の988人は高校へ進学します。
因みに、この高校は定時制高校や通信制高校などの全ての高校を含みます。
そして、高校を無事に卒業するのは約900人
既にこの時点で約1割の生徒は途中リタイアしてしまいます。
その後、4年生大学に進学する者は約530人
半分以上の人が現在では大学に進学します。
もちろんチョイと地域差はありますが全国的にはこんなもんかな
そして、大学入学後に4年間で無事に大学を卒業出来るのは約425人
その後、50人くらいの人は最終的には遅れて卒業しています。
この大学をストレートで卒業した425人のうち約50人の人が大学院に進学します。
えらいなぁ
そしてそして、皆様に是非知ってもらいたい正社員として就職できる人の数
これが何と約300人なんです
そうです。
普通に大学に入学して普通に会社の正社員になるのは今や3分の一
うちの生徒の中学生にも
「将来何になりたい?」と、聞くと
「特に何にもないなぁ!普通のサラリーマンでいいかな!?」
などと、とぼけた答えをする者が結構多く存在しますが
トンでもありません
今やふつ~~~のサラリーマンになれるのは3分の一しかいないんですよ
そこのところをよ~~く理解して日々を過ごしてほしい
勉強がめんどくさいなんて言ってられんよ~~~
そこの君
詳細は中高生が選ぶ進路 に載ってます。