第3の居場所
3学期が始まり、1週間がたちました。
お子様の様子はいかがでしょうか
冬休みは初詣や温泉、スキーなど様々な体験をしてきた子もいるようです
冬休みはお出かけしたの?
と、声をかけますがその反応は様々です。
しっかり状況を説明できる子
何だかはっきりしない子
たどたどしく何とか伝えられる子
最近では就職においても求められるコミュニケーション力
親とは円滑にコミュニケーションがとれていても
外では意外と口ごもってしまう子どもが多いようです。
子どもの居場所としては
第1が家庭です。
そして、第二の居場所は学校
第3の居場所として地域・習い事・友人同士の集まりなどがあげられます。
しかし、塾というのは
習い事といっても学校に近く、どうしても第2の居場所になりがちです。
同年代の生徒同士
そして先生との縦の関係
つまり縦と横のつながりで完結しています。
しかし、第3の居場所では斜めの関係が発生します。
第3の居場所のメリットは異年齢との交流です。
現代では兄弟の数も少なく、昔のように気軽にお友達の家で遊ぶことも少なくなってきています。
昭和の時代では当たり前のように近所の家に上がり込んだり
お母さんの代わりにお買い物に行ったりしていました。
そこでの、様々な異年齢の他人との対応の中で自然とコミュニケーション能力も育まれていきましたが
そのような経験は現代では皆無に等しく、同年代の子供との交流しかありません。
お店に行ってもスマホ決済などで会話も必要なくなっています。
そこで、当塾のように異年齢がオープンスペースに存在すること自体が子どもたちにとっては貴重な経験となっています。
先日も、ちょっと目を離していると
中3が小4に自然と算数を教えていました。
ほほえましい光景です
そんなほのぼのとした雰囲気が当塾の魅力でもあります。
近所のお兄さんお姉さん
そして後輩たちとの交流
第3の居場所の中で学習以外にも
多くのことを身につけていってほしいと思います